かだい 6/6
じゃんけん
こども
micro:bit をふると、グー・チョキ・パーのどれかが出る「じゃんけんマシン」を作ろう。 どれが出るかは、micro:bit にも分からない。コンピューターに「でたらめな数」をえらんでもらうんだ。
できあがりのイメージ
下の「ゆさぶる」を何回かおしてみよう。何が出るかな?
「でたらめな数」って?
さいころをふると、1 から 6 のどれが出るか分からないよね。 コンピューターも同じように、どれが出るか分からない数を作れるんだ。これを「乱数(らんすう)」というよ。 今回は 1 から 3 の乱数を作って、1 ならグー、2 ならパー、3 ならチョキを出すよ。
じゅんび
- 課題5「夜のライト」ができた(「もし~なら」を使ったね)
- MakeCode を開いて、「新しいプロジェクト」をおした
つくりかた
これまでで一番長いプログラムだよ。動画を見たら、前半と後半に分けて、少しずつ進めよう。
前半:でたらめな数を作る
- 「変数」で「変数を追加する…」をおし、名前を「て」にした
- 「入力」から「ゆさぶられたとき」を出して、あいているところにおいた
- 「変数」から「変数 て を 0 にする」を出して、「ゆさぶられたとき」の中に入れた
- 「計算」から「0 から 10 までの乱数」を出して、「0 にする」の 0 のところに入れた
- 「0 から 10」を「1 から 3」にかえた
後半:数によって出す絵をかえる
- 「論理」から「もし ~ なら ~ でなければ」を出して、「変数 て を…」の下に入れた
- 「でなければ」の下の ⊕ をおして、「でなければもし」をふやした
- 「論理」から「0 = 0」を出して、「もし」と「でなければもし」の横にそれぞれ入れた
- 「変数」の中のまるい「て」を、2つの「0 = 0」の左の 0 に入れた
- 右の 0 を、上は 1、下は 2 にかえた
- 「基本」から「アイコンを表示」を3つ出して、それぞれの下に入れた
- ▼ で、上から「小さいしかく」(グー)、「しかく」(パー)、「はさみ」(チョキ)をえらんだ(一覧の下のほうにあるので、スクロールしてね)
- シミュレーターの「SHAKE」をおして、グー・チョキ・パーのどれかが出た
SHAKE を何回おしても、同じ絵のままのときは?
課題4の歩数計と同じで、シミュレーターでは SHAKE をつづけておしても、2回目からは反応しないことがあるよ。 マウスをシミュレーターの micro:bit の上で少し動かしてから、もう一度 SHAKE をおしてみよう。 それでも同じ絵が出ることはあるよ。じゃんけんだから、同じ手がつづくこともあるんだ。
チョキが出ないときは?
いちばん下の「でなければ」の下に、はさみの「アイコンを表示」が入っているか見てみよう。 それから、乱数が「1 から 3」になっているかも見てね。「1 から 2」だと 3 が出ないよ。
何も出ないときは?
「もし ~ なら」が、「ゆさぶられたとき」の中の、「変数 て を…」の下に入っているか見てみよう。 外に出ていると、ゆさぶっても動かないよ。
micro:bit に送ろう
送りかたは、課題1と同じだよ。
Windows・Chromebook(Chrome/Edge)
- USB ケーブルで micro:bit とつないで、「ダウンロード」をおした
- micro:bit をふって、じゃんけんができた
Mac(Safari)
- 「ダウンロード」で保存したファイルを、「MICROBIT」ドライブにドラッグした
- micro:bit をふって、じゃんけんができた
iPad・スマホ
- 公式の micro:bit アプリを使って、Bluetooth で送った
- micro:bit をふって、じゃんけんができた
チャレンジ
- 家族と micro:bit で じゃんけん勝負をしてみよう
- 「アイコンを表示」のかわりに「LED画面に表示」を使って、自分で手の形をかいてみよう
- 下の micro:bit で 30回くらい「ゆさぶる」をおして、グー・チョキ・パーが同じくらい出るか数えてみよう
おやこ
乱数と、3つに分かれる「もし~なら」を使う、6つの課題のまとめです。 手順が多いので、前半と後半で休けいをはさんでもかまいません。
すすめかた(45分)
- 「できあがりのイメージ」で、何回かじゃんけんをして遊んだ
- 子どもが「こども」タブの前半を進めた
- 休けいのあと、後半を進めた
- 実機で、家族とじゃんけん勝負をした
声かけのヒント
さいころとじゃんけんマシンは、どこがにている?
「1 から 3」を「1 から 4」にしたら、どうなると思う?
ずるいじゃんけんマシン(グーが出やすい)を作るには、どうしたらいいかな?
2つ目の問いは、試すと「4 のときは『でなければ』に入るので、チョキが出やすくなる」ことがわかります。 3つ目は少し難しいですが、「乱数の範囲を広げて、グーになる数をふやす」などのアイデアが出れば大成功です。
6つの課題をふりかえる
ここまでで、表示(課題1・2)、ボタン(課題3)、変数とセンサー(課題4)、条件分岐(課題5)、乱数(課題6)を体験しました。 「どの課題が一番楽しかった?」「次は何を作ってみたい?」と話してみると、次の学びにつながります。
おとな
保護者の方がご自身で学ぶ場合や、お子さんに教える前の準備に使うページです。
この課題で学ぶこと
- 乱数:「1 から 3 までの乱数」は、実行するたびに 1・2・3 のどれかを返します。
- 変数への代入:乱数の結果を変数「て」に入れておき、あとの判断で使います。
- 多分岐:「もし~なら/でなければもし~なら/でなければ」で、3つ以上の場合に分けて処理します。
ちょっとした補足
この教材では、グー・パー・チョキの絵に、MakeCode の「アイコンを表示」にある「小さいしかく」「しかく」「はさみ」を使っています(一覧の下のほうにあります)。 microbit.org の元の課題では、「LED画面に表示」で手の形を描いています。
「でなければ」に入るのは「て が 1 でも 2 でもないとき」です。乱数の範囲が 1〜3 なら、これは 3 のときだけになります。 もし範囲を 1〜4 に広げると、3 と 4 の両方がチョキになり、チョキが出やすくなります。おやこタブの問いは、このしくみを体験するためのものです。
準備
- 課題4・5を一度自分で試した(変数と「もし~なら」を使います)
- 「こども」タブの手順を、一度自分で試した
もっと知りたいとき
- microbit.org の Rock paper scissors のページ(英語・教員向け)
- MakeCode のプロジェクト集(日本語・トップページから、ほかの作品も試せます)